シロアリの種類
シロアリは世界に2500種類以上も存在していると言われます。
そのうち日本には、「イエシロアリ」「ヤマトシロアリ」の2種類が最も多く生息しています。
イエシロアリ
関東以南の温かい沿岸部を中心に分布します。気温が30~35℃で一番活発に行動します。
家の地下などに巣を作り、建物全体に被害をもたらします。
ヤマトシロアリ
生息地域は北海道北部を除いた日本全土に分布します。気温が30℃程度で十分な湿度があれば活発に行動します。湿気を好み、浴室、トイレ、洗面台、キッチンなどの水回りの床下や柱が被害に遭いやすいです。
シロアリの特徴、被害
暗く、じめじめした湿気の多い場所を好む
シロアリは一般的に乾燥に弱く、光・風・熱を嫌い、暗くて湿気が多い外気に触れない場所を好みます。
ただし、種類によっては乾燥に強いシロアリもいます。
木材を食べる
主食とします。床下、屋根裏、畳の裏や浴室・トイレなど水周りの柱や床など、湿気の多い所を好みます。また、木材にたどり着くためにコンクリートに穴をあけたりします。
隠れて食べる
シロアリは床下や柱の中、壁の中など表からは見えない部分で活動します。
これがシロアリの一番厄介なところで、シロアリ被害が拡大してから見つかる事も少なくありません。
シロアリQ&A
シロアリがいるとどのような被害があるのですか?
建物の木材部分や建具等が食べられてしまい、最悪のケースでは土台がやられてしまい、建物の倒壊に至ることもあります。また、シロアリの活発な温かい時期に羽アリが大量発生することもございます。
前に一度羽アリが出ただけだから、もう大丈夫でしょうか?
一度羽アリが出たということは、近くにある程度発達した巣がある可能性がありますので、特に注意が必要です。家屋調査で見かけた際は早めの予防対策をお勧めします。
庭の木にシロアリがいましたが、家の方は大丈夫でしょうか?
シロアリはエサを求めて地中を歩きまわっています。庭にシロアリがいた場合は、床下にも進入している可能性がありますので、床下の調査をお勧めいたします。
防除するのに適した時期はいつですか?
シロアリは冬眠しませんので、家屋にシロアリが発生している場合は時期に関係なく、発見し次第処理をお勧めしています。また、予防処理に関しても、いつ進入してくるかわからないため、時期を問わず防除をお勧めしています。
シロアリがいるかどうか調べるには?
セルフチェックシートをご活用ください。 あくまでも簡易的な物ですので、詳しく調べる際はお問い合わせください。無料診断を行っております。
シロアリがいるかどうか調べるには?
セルフチェックシートをご活用ください。 あくまでも簡易的な物ですので、詳しく調べる際はお問い合わせください。無料診断を行っております。
近所の方がシロアリ被害に合ったけどうちは大丈夫?
シロアリの行動範囲はとても広いので、診断を受けることをお勧めします。